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ここは管理人が語り倒すためのブログです。アニメとかDOLLとか馬とか日々の徒然とか。何でもありのごった煮状態。オタク成分は多数配合されています(笑)まずは「はじめに」に目を通していただければこれ幸い。
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 マルドゥック・スクランブル排気見ました。
2012年10月08日 (月) | 編集 |
さすが三部作のラストの気合ぶり。凄まじき映像でありました。
さらばボイルド。映画の貴方の静かな中にある、恐ろしいほどの圧力が好きでした。
s-ボイルド
ネタバレあり感想なので続きは畳みます。(長いです・・・)

舞台挨拶付の特別興行の回をゲットしたので、原作ファンで一杯だったせいもあるかもしれないですが、皆さん見入ってました。上映中咳の音一つしない。エンディングが終わった後の「ふ~っ」という溜息というか感嘆?がシアターのそこかしこから聞こえて印象的でした。まぁ、私もその一人なんですが(笑)濃すぎて身じろき一つできなかったというか。
60分という制約の中で、バロットを丹念に描いた印象です。1作目「圧縮」で「死んだ方がいい」と言っていた少女の再生の物語の完結編。

ブラックジャックのシーンの緊張感がありつつテンポよく進んでいく演出は好きです。アシュレイはセリフ自体は少なかったんだけど、人生経験のなせる重さはズッシリと感じて良い声の方だなぁとウットリと聞き惚れてしまいました。
ただカードをめくるという動作にしてはそれだけの演出を、最後のブラックジャックのシーンでどう見せてくれるのかとワクワクしていましたが、「そうきたか」と。じわ~っと滲んで見えないカードが徐々に見えてくるシーンの、バロットとの一体感半端ない。

シェルとの決着も良かったけど、なんといってもボイルドとのラストバトル~エンディングが最高だった。あれだけ激しい音楽とアクションに彩られた対決の、最後のシーンの静けさときたら、「もうもうもうっ!!」って感じなのです。言葉にできない(笑)

この映画で泣いたのはウフコックの「抱いていてくれないか」のシーンなわけですが、ずっとその場面を思い返しつつ、なぜ泣けたんだろうと思ってて(もちろん八嶋さんの演技は抜群だった。あの揺るぎのなかったウフコックが声を震わせてる!)、その前のボイルドのあの静かに目を閉じる最期の表情に胸打たれたからだと気づきまして。(だからボイルド描いたわけですが)
あれは映像じゃないと無理だな~と。
そんでもって、かつての相棒を自分で殺してしまって声を震わせているウフコックに「一緒に泣きましょう」というバロットに感動。ウフコックとバロットが対等の関係になった瞬間ではないかと思うのですが・・・。
全編を通じて林原めくみさんの演技はすごかった。いい意味で念が籠ってる感じだった。

それからエンディング、今回は本田美奈子さんではなくて、林原めぐみさんが歌ってるバージョンで何となく聞いてたら良い歌詞だったんですよ。前向きで。本田美奈子さんの「つばさ」の歌詞はこっち
これを林原さん=バロットが歌ったということが素晴らしい。歌詞を調べてまた感動してしまった。
もう一回見に行きたいけど難しいかな~。

そして、舞台挨拶。冲方さんはめっちゃ背が高くて素敵な方だった!林原さんは黒でまとめてバロットっぽい衣装で美しかった!覚えているところ纏めると。
・冲「やっと眠れる」林「リアルボイルドです」会場爆笑
・バロットはやりきりました。「ここをもっとこうしたらよかった」とか、そんなこと思えないくらい、今の自分を投入しきりました。
・「排気」は脚本の初稿で160ページあった。(脚本って1ページ1分換算なんですって)それを60ページに纏めるのは本当にしんどかった。
・原作とちょっとでも変えると監督およびスタッフに「原作と違うじゃないですか」と言われて書き直し。原作者はオレなのに!(笑)
・GoHandsさんの画作りは本当に繊細。みなさん、ボイルドが瞬きをしていないのに気が付いてました?自動車は全部排気口がないんです。みんな電気自動車だから。(そうだったのかー!!)
・ウフコックの「抱いていてくれないか」はスタッフみんなで驚く予想外の演技だった。もっとクールな演技をすると思っていたのに。良い意味で意外だった。
・林原さんは骨伝導マイクのせいで体にコードを付けていたので、アフレコ時は動ける範囲に制限があって大変だった。ウフコック(八嶋さん)とドクター(東地さん)が手の届く範囲にコーヒーとか持ってきてお世話していた。
・アフレコ終了の打上げ時に、プロデューサーの意見でエンディングを林原さんが歌うことになった。公開まで1ヶ月くらいしかないのに!というか、まだ作ってなかったのか!
・実はアフレコが素晴らしいので、アフレコが終わらないと作れない部分ってあったんです。そんな現場は珍しいけど。
・スタッフさんの熱意でどんどんと充実していったシリーズでした。皆さんに感謝を(冲方さんの最後の一言)
・被害者はずっと被害者のままではない。停滞していることはある意味楽だけど、痛みをともなってもそこから出ていく(変わっていく)ことができるんだとバロットから教えてもらった(林原さん最後の一言)

ざっとこんなところかなぁ。お2人ともやりきった感が溢れていました。本当に素晴らしい作品になったと思います。ありがとうございました~。
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